この草方格をつくる際、同時に牧草の種を埋め込みます。

 草を地中に差し込む際、一緒に種も地中に入り水分のある地点まで達します。

 枯れ草は保水能力があり、種に水分を供給し続けます。

 早ければ1週間後には牧草は芽を吹いてきます。


 この方法は当団体代表の原が考え出したものです。
 草方格をつくったマスの中には潅木を植えることもあります。

 ただし、潅木を植えられる季節は3月から4月に限られます。

 この季節のツアーに参加された方は、こういった潅木の植栽もしていただきます。

 ちなみに牧草の種が播けるのは、3月から7月下旬までです。
 皆さんが一生懸命作業しているのを見て、バスの運転手やガイドさんも手伝いに来ます。

 「自分の国だから・・・」そんな言葉を何度聞いたことか・・・嬉しいことです。
 休憩時間は現地の人とコミュニケーションをとる時間でもあります。

 通訳の人に中国語を教えてもらったり、筆談で現地の人と話をしたり・・・その方法は様々。

 作業が進むにつれ、参加者同士のきずなも深まっていきます。
 過去のツアー参加者が植えた牧草の中で一息。

 リピーターの方は、この変化を毎年楽しみにしているようです。

 自分が作った草むらで休憩するのは、何とも気持ちがいいものです。
 作業が終わって記念撮影。終わったときの充実感は日本ではなかなか味わえないものです。

 約3日間の慣れない環境での作業は、意外と疲れるものです。

 しかし、自分達の活動の成果を見れば、その疲れも飛んでしまうようです。
  宿舎へ帰る道もみんな笑顔。疲れを感じさせません。

 もっと作業したい・・・そんな声まで聞こえてきます。
 宿舎へ帰る途中、資材を運んできたトラクターの荷台に乗る人たちも。

 このワイルドさも現地ならでは。みんな疲れを忘れて楽しそう。
 作業はこれ以外にもあります。

 温室で育てている花の苗の移植の時期には、皆さんに手伝っていただくこともあります。

 こういった換金作物の栽培は、地元経済の活性化を目指してのものです。

 「花を植えるのは砂漠緑化ではないのでは?」と思われるかもしれませんが、砂漠緑化にはとても重要な活動なのです。

 そこに住む人々が貧しいままでは、緑化は継続できないのです。緑化と産業を結び付けなければ、活動は繁栄していきません。
 木を植えるだけでもダメ。草を植えるだけでもダメ。花を植えるだけでもダメ。これらをすべて結びつけた活動が砂漠緑化活動なのです(詳しくはこちら)。

 写真は地元の学生たち。

 子供達もボランティアで緑化活動に参加してくれています。