潅木の苗木は1年生。根を含めて80cm程度。乾燥地に植栽するには大きな苗は不適で、小さい苗ほど活着が良い。
 今回利用する沙棘(サージー)は、枝に鋭いトゲがあるので、運ぶ時はレジャーシートなどでくるんで運びます。
 しばらくは井戸の近くに仮植し、数日水をかけ水分を十分に吸収させます。
 沙棘は現地の気候に適した植物です。しかし、羊柴(ヤンツァイ)や沙柳(サリュウ)に比べ比較的水分を要求します。活着率を上げるため、主に砂丘の下部(丘間地)に植栽します。
 1穴に4本程度の苗木を入れ、将来的に株自身を大きくさせます。こうすることにより、防風効果を高め、砂の移動を抑える働きが強くなります。
 沙棘は将来、実を収穫することができ、現地の人々の貴重な収入源となります。秋に植栽予定の沙柳は定期的に刈り取り、刈り取ったものは民芸品のカゴの材料やパルプの原料として利用されます。沙棘・沙柳いずれも定期的に刈り取ることで、寿命が伸び株自身も大きくなります(萌芽更新)。